道志村には、数多くの「源頼朝伝説」があります。その一つが、道志川上流の長又地区にある「試し切り石」と呼ばれる石です。
頼朝は、長又で武道の鍛錬を行っていました。その際、所持していた名刀を研ぎすまし、近くにあった石を切りつけたところ、きれいに二つに切り裂かれ、これが「試し切り石」といわれています。石は、横386cm、高さ115cmの駅英閃緑岩という御影石です。
試し切り石の手前には、鍛錬の前に休みを取った際に兜をのせた岩の「兜岩」があります。
源頼朝伝説には、「試し切り石」の他にもたくさんの石や岩の話しがあります。